「おっかなびっくり波照間」
有休を使い、那覇へ出発。
貧乏旅なので、乗り継ぎに苦戦しながらも石垣につきました。
福岡とは違うむわーっとした暑さ。
石垣からはバスで石垣港へ行きました。
石垣港での楽しみは、港になる商店の「マリアシェイク」
旅行前に見ていた、どなたかの旅行記に「絶対飲んだ方がいい」と書いてあったので購入。
マリアシェイクは泡盛が入った、ちょっぴり大人な飲み物・・・・おいしいっ。
このときは恐る恐るだったので、一番小さいサイズにしましたが「テラマリア」というビックサイズもあるとのこと。
また港に行ったときに飲もうと決めて、噂の船へ。
まー揺れました。ジェットコースターか!と一人でも笑いが出ちゃうくらい揺れます。
朝酔い止めを飲んでいたから平気でしたが、乗り物酔いしやすい方はOUTかもしれません。
1時間弱船に揺られ、港についたらたくさんの車と人が。
民宿の方がお迎えに来てくれています。
たましろの車を見つけて、ご挨拶。
たましろのおじぃは小柄で日に焼けていて、必要以上の会話はしない。
乗客は私一人のようで地理を教えてもらいながら、車でたましろに向かいます。
途中派手な看板と、ちょっと壊れてる(汚い)家が・・・・まさかのたましろでした。
後々宿泊者に聞くと、「宿を見て逃げるお客さんも少なくない」とのこと。
私は「寝られればどこでもいいよ」という性格なので問題ありませんが、虫が苦手な人には厳しいです。
昼前についたので、特別にお昼ご飯を振る舞ってくれました。
どどーんとデカ盛り。まぁお昼で用意していなかったようなので、たかぎさんのエッセイで見たほどではありませんでしたが・・・・
自分でよそうご飯をちょびーっとにして何とか完食。
動いて夜に備えようと、水着に着替えてレンタルサイクルでニシ浜へ。
近くのお店でシュノーケルを借りましたが、もう最高でした。
今まででみた海の中でトップで綺麗。
私はまったく泳げないので、浅いところをちゃぷちゃぷ。
水族館に熱帯魚とかカラフルな魚を集めた水槽がありますよね?
その中にいるような錯覚に陥るくらい、魚がいっぱい。サンゴもいっぱい。
一人で感激していると、同じく一人でいた男性が声をかけてくれました。
Aさん。一人旅でできた一人目の友達です。
関西から来ていた一人旅の方で、私の危ない泳ぎを見かねて、フィンを貸してくださいました。
Aさんも一緒にということでしたので、ちょっと深いところまで。
私はスキューバダイビングをしますが、どんなダイビングより綺麗だった。
日も暮れ始めたので海を出て、行ってみたかった「モンパの木」
ここは波照間のアクセサリーショップで、店員さんが個性的との噂。
まぁ濃いかったです・・・うちなー(沖縄)の人かと思ったら、出会った人ほぼ移住・旅の人でした。
Aさんとモンパのにいにと話しながら、何点かアクセサリーを購入しました。
夜ご飯の時間もあるので、Aさんとは一旦別れてたましろに戻りました。
すると人が一人、宿の外にあるゆんたくスペースにいました。
見た目うちなーの人かな?と思いつつ、挨拶をしてシャワーを浴びに。
シャワーから出ると、夕ご飯が出来上がっていました。
昼と比べ物にならないくらい多い。
そして、楽しみにしていた幻の「泡波」がついていました!
波照間で購入するのも難しく、本島で購入するとなると値段が倍以上になる波照間の泡盛です。
本でも読んでいたように、たましろではたくさん入手しているらしく出てきました。
先程挨拶した男性Tさんと一緒に夕食です。
Tさんは石垣に移住していて、たましろにはよく来られるそうです。
たましろには本館ともう一つ「アネックス」があり、Tさんはそちらに滞在しているとのこと。
自分の父くらいの年齢ですが、今でも交流が続いています。
私はあまり自分の名前が好きではなかったのですが、「素敵な名前だから、感謝しなさい」と言ってくれたことを覚えています。
私の沖縄の父。
今度は一緒に、宮古島でパーントゥに泥塗られましょうね。
途中で他の宿に泊まっているAさんも合流して、3人でゆんたくスタート。
私は自分で自身のことを「人見知り」だと思っていました。
でも、違ったみたいです。
沖縄の力なのか、出会った人のおかげなのかとても楽しかった。
次の日の朝、Aさんとサイクリングに行きました。日本最南端の碑へ。
ちょうど日の出の時間を狙って早起きしました。
Tさんは別行動ですが、SNSを使って一緒に。
波の音を聞きながら、真っ赤な空をぼーっと見ていました。
するとご夫婦が同じくサイクリングに来られて・・・なんとAさんの高校の先輩でした。(面識はないようですが)
面白い出会いに、みんなで写真を撮って宿に戻ります。
また出た。特盛朝食です。
Tさんにサランラップを渡され、「食べれないものはお昼にしたらいい」ということでしたのでいくつかお昼に。
たましろのおじいとTさんにお別れをして、石垣に戻るため港に向かいます。
港にある商店で泡波を買って、船を待っているとウミガメが泳いでいました。
これが生まれてみたウミガメです。(笑)
船に乗るギリギリにAさんがお見送りにきてくれました。
泡波デザインのグラスをいただき・・・素敵な出会いでした。
(その後Aさんは、ニシ浜でウミガメと遭遇したそう・・・いいなぁ)