ハクblog

ヨガと旅行と。 よくばり ほのぼのDays。

家族(アダルトチルドレン)について

私が育った家の真ん中には、大きな穴があいていました。

深い深い穴です。

家族はそれを見たくないので、上に覆いをかけていました。

私がうっかり覆いをひっぱると、みんなが叱りました。

なんて子だ!あっちへ行け!

覆いをとってはいけない。

それが家族のルール。


みんなが壁伝いに遠回りして歩き、とても不便な暮らしでした。

それでも我慢していました。

文句を言ってはいけない。

それが家族のルール。


穴の中から何かが出てこようとすると、みんなで覆いを押さえました。

私も小さな手で、力いっぱい押さえました。

ちゃんと役に立たなければならない。

それが家族のルール。


あなたの家族には、どんなルールがあったのですか。


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これは私がアダルトチルドレンの本で読んだ、一つのストーリーです。


あぁ、私の他にもこんな気持ちを味わった人がいるんだ・・・切ないような嬉しいような複雑な気持ちでした。


私の家はハッピーではない、25歳になってやっと人に話すことが出来ました。

話してみると意外と同じ境遇の人が多い。

そして決して恥ずかしいことではないんだと感じました。


今、家族と距離をとって1年近くなります。

これから先どうなるか分からないけれど、

自分の決断が正しいのか分からないけれど。

いつか笑って話すことが出来るように。



*若い頃の母。私が見てきた母とは別人。


摂食障害について

自分から「摂食障害」について話したこともないし、聞かれたこともありません。

今は落ち着いた方だと思うけど、この病気とは一生お付き合いしていくんだろうなぁと思っています。


22歳のとき食事がとれない時期がありました。

そのあとから食欲をコントロールできない。


原因は自分の中ではっきりとしていています。


皆さんの中で「摂食障害」どんなイメージでしょうか?

言葉自体、初めて聞いた方もいるかと思います。


摂食障害は、心も身体も傷つけます。

月経が来なくなったときの恐怖。

どんどんお肉がついてきて服がきつくなったときの悲しさ。

母が作ってくれたご飯を、作ってくれた母を「迷惑」だと感じてしまった罪悪感。

友達と食べようととっておいたお菓子を一人で味を感じることなく食べてしまったときの戸惑い。


色んな感情が、渦巻きます。

そんな人が身近にいたら・・・あなたならどうしますか?

「頑張ろう」とか「辛かったね」そんな言葉プレッシャーになるだけかもしれない。


私は、全部全部ひっくるめて。受け入れてあげたいです。


いつか美味しく食事ができる日が。

いつか空腹を感じることができる日が。

そんな「いつか」が叶いますように☺︎




私のこと(陰と陽)

私はこのブログを作るにあたって、

必ず書こうと決めたことがいくつかあります。


①旅のこと

②ヨガのこと


③摂食障害のこと

④家族(アダルトチルドレン)のこと。


人間には陽と陰があります。

①②は陽、③④は陰かな。

③④がなければ、①②には出会えなかった。

不思議(今自分で書いていて気付いた)


③④は、同じように戦う人。

自分の気持ちの整理のために。

書いたいと思います、良ければ見てください。