ハクblog

ヨガと旅行と。 よくばり ほのぼのDays。

野望リスト

先日の占いで「叶うかは別として、したいことを考えてみて」と言われました。


思考や行動の縛りで、「これはダメ」と制限がたくさんあった。

100%外れたわけではないけど、考えるくらいいっか。

このくらいにはゆるっとなりました。

ということで、自分のしたいことを書き出してみました。

ほとんど旅行やな・・・


「ハワイに行って、ホノカアボーイを観ながらロールキャベツとマラサダを食べる」

ホノカアボーイは、岡田将生さん主演でハワイが舞台になった映画。

倍賞千恵子さんが作るロールキャベツ、松坂慶子さんが作るマラサダ。

すっっごくおいしそう。(高山なおみさん監修だった。)

ちなみにホノカアは、ハワイ島の地名。

あんなのんびりとした、穏やかな気持ちで毎日過ごせたら幸せだろうなぁ。

+ヨガのスタジオが多いらしく・・・ヨガの勉強がしたい。



「宮古島に行って、パーントゥに追いかけられる」

厄払いの意味を込め、仮面をつけた神様が人や物に容赦なく泥を塗る伝統行事。

本当に容赦なく。子どもにも、警察にも、新築にも。

(中身)は若い男性で、宮古島出身の職場の先輩に聞くと「元陸上部」もいるとか。

なまはげをイメージしたらいいかも。

国の重要無形民俗文化財で、年に1度行われているけど・・・

観光客が増えてクレームがあり、開催日を公開しなくなりました。

そういう調べもの得意やけど、本当に調べても分からない。(早割取れんやん。)



「台湾に行って、長期で現地の生活をする」

台湾に行きたいと思ったのは、ランタンフェスティバルと九扮に行きたかった。

でも今は、ウィークリーマンションのようなところに滞在して

起きて、ご飯食べて、散歩して、言葉の勉強して、現地の人と話して・・・

そんな贅沢な生活がしたい。

台湾のご飯美味しそうだし。日本に優しそうだし。

まだパスポートとって使えてないから、早く行きたいなぁ。



「インドに行って、ヨガをしてタトゥ(ヘナ)を入れてガンジス河で沐浴する」

“インド!?危ないよ~”、“ヨガするなら1回くらいね”聞く人によって分かれる反応。

友達がアーユルヴェーダの勉強で行き、「自分の裕福さに気づいた」と言っていました。

同じ場所に留まる強さも必要だけど、知らないことを知る勇気も大切だと思う。

ホーリー祭りも興味あるなぁ。



「ブラジルに行って、サンバに参戦する」

ブラジルに関する知識は、「ブラジルの皆さん聞こえますか~~~~(サバンナ)」で

日本の裏側だと言うこと。肉料理。サンバ。以上。

でもいい国のような気がする。

自由でパワフルで、行ったら元気をもらえるような。

私は人と違うことが好きだから、みんなが!?となるとこに行きたいのかも。



「モンゴルに行って、大草原で乗馬・遊牧民のゲルでホームステイする」

アナザースカイで広瀬アリスさんが行っていた。

かわいらしい民族衣装を着て、ゲルで過ごす。

乗馬の経験はないけど、それもしてみたい。

意外と簡単に行けることを知って、すごく興味あり。調査中。



「和歌山県に行って、丹生神社の笑いまつりで笑いまくる」

普段コンビニは行かないけど、たまたま行ったときに見つけた雑誌。

「日本の奇祭」について書かれていて、超~~~つぼ。

パーントゥもそうだけど、地元のお祭り大好き。

神無月に行われる出雲大社の神様の会議に初めて出席するとき、

寝過ごしてしまい塞ぎこんだ丹生都姫命を慰めたことが起源。

(なんとかわいらしい話。)

白塗りしたド派手な「笑い翁」が“笑え、笑え”と練り歩く。

こんな風に慰められちゃ、笑うしかないよね。



「外国語をぺらぺらになって、びっくりさせる」

映画は洋画が好きだし、音楽も洋楽が好き。

海外ドラマにはどっぷりはまり、留学にもチャレンジしたかった。

今書いてて思い出したけど、小学生のころ英会話行ってた。

というくらい、海外にはあこがれがあります。

ここでも「人と違うことをしたい」が抜けず・・・・

何で!?みたいな言葉がいいなぁ(笑)


「映画の制作に関わる」

私は中高帰宅部と暇人だったし、家族でお出かけとかもなかったから時間があるとDVDを借りて観ていました。

ドラマも映画も、邦画洋画問わず。

旅先でも現地の映画館に行くこと多し。

最近はもし東京に転勤になったら、この映画学校に行きたいなぁとか可能性極小の妄想中。



う〜〜んと考えて出てきたのはこのくらい。

とても飽き性でのめり込む性格なので、ころころ変わる可能性大。


ドラマ「Nのために」

榮倉奈々さん主演のドラマ「Nのために」


2014年に放送されたドラマですが、私は今年録画していたものを観ました。

とっても深い物語です。

何度も思い出すセリフがいくつも。


「下は見ない、上を向く。」-杉下

「苦しいなら助けるけん。どうしてほしい?」-成瀬

「苦労は忘れるのが一番」-野ばら荘のおじいちゃん


私自身、母と衝突したときに観ていました。

だから杉下の苦しみが分かって、杉下の強さが羨ましかった。


みんな誰かのことを想っている。

自分を犠牲にしてでも、その人に幸せになってほしい。

例え、その人の幸せ=自分の幸せにならなくても。

それでも。


私の大切な人が、どうか笑顔でいてくれますように。


<登場人物紹介>

榮倉奈々演じる「杉下希美」

裕福な家庭に育ち、友達にも恵まれた。

父が爆発し、母が壊れ、何もかも失った。

だけど、強さは失わなかった。


窪田正孝演じる「成瀬慎司」

杉下と同じように、幸せな家庭からどん底に落ちた。

前に進もうとせず、静かに悲しみを受けいれる。

杉下に助けられた、今度は杉下を助ける番。


小出恵介演じる「西崎真人」

両親から愛情を注がれず、どん底からのスタート。

そして、どん底に向かうが彼にとっては未来への一歩だった。

賀来賢人演じる「安藤望」

自信に溢れ、希望にも満ちている。

だけど、唯一手に入れられないものがあった。



忘備録:2日目「斎場御嶽」

朝日を見ようと早めに起きると、同室の彼女の置手紙が。

「おばぁへ、朝日を見に行ってきます。」

私も急いで浜辺に向かいました。

ギリギリでしたが、朝日を見ることが出来ました。


久高島のことを説明するのは難しいけど、

日本じゃない。

映画のセットのように。

存在しない世界のように。


今でも行った実感がないんです。

存在しない世界のように。

幻をみていたような気がして。


宿に戻るとおばぁが朝食を用意してくれていました。

食料は船で運んできていて、基本は自給自足。

貴重な食材です。

でも、「あれも食べなさい」「これも食べなさい」と孫に振る舞うように。


朝食を食べて、不思議に思っていたことを聞きました。

「何で場所によって、空気とか温度が違うの?」

-あんたはそういうの(霊感)が、強いほうかもね。

そしてイザイホーのこと。

おばぁは実際にイザイホーに出ていて、深くは話しませんでした。

(福岡に戻った日、金縛りに。イザイホーの音楽が流れた)


やっぱり、普通の島じゃない。


船まで時間があるので、部屋でごろごろ。

一つの本がありました。

本というか、一人の人間について書かれた文集でした。

久高島には「久高島留学センター」という施設があります。

ここには全国から不登校や引きこもりなど、問題を抱えた子供たちが集まります。

わずか人口250人の過疎の地で、農業をしながら学校に通い再生を図る。


私が見つけた本は、そのセンターで働いていた「トミー」という女性にあてられたものでした。

何故「働いていた」と過去形かというと、トミーは亡くなりました。

海での指導中に溺死。享年25歳。

そのとき、私も25歳でした。

なぜ沖縄に、そしてなぜ久高島に来たのか。

なぜ久高島留学センターで働こうと思ったのか。

久高島での生活は?

どんな生活だった?

彼女の人生は、どんな色だったのだろう。


船の時間ギリギリまでずっと読んでいました。

会ってみたかったなぁ、トミーさん。


帰ろうとおばぁのところにいると、留学センターの女の子が。

一緒に食べなさいって、果物をご馳走になりました。

こうやってよく家に遊びにきて、お話しするみたい。

お互いに支え合う。

それが本来の人のつながり方なのかもしれない。


帰るときにおじぃに会えました。

おじぃは三線を演奏できるけど、その年おばぁに不幸ごとがあり三線を聞くと涙が出ると。

来年はきっと大丈夫だから、演奏するから「帰ってきなさい」って。

すごく嬉しい言葉。


おじぃの船に乗って安座真港に戻りました。

この日の目的は「斎場御嶽(せーふぁうたき)」に行くこと。

港からバスで行こうとバス停へ。

バスを待っていると、何度もタクシーの運転手さんが。

私タクシーが得意ではないので、バスを待ちます。と断りました。

すると1台のバイクが。

自分も御嶽の方に行くから乗っていきなさいと(笑)

不思議と受け入れることが出来たので、お願いすることに。

(周りの人からは、怒られました。危ないって。)

この方は那覇の方で、仕事で東京や福岡にいたこともあるそう。

初バイク・・・ジェットコースターみたいで怖かった。

途中ニライカナイ橋に寄ってくれました。

沖縄を一望できる、特別な場所。

すてきな出会いだったなぁ・・・。

困っている人を損得なしで助けられる。

沖縄に行くといつもそういう人に出会える。


御嶽、かつて琉球の御嶽はその全てが男性禁制で、

斎場御嶽では庶民は入口の御門口を越えることは許されず、

国王であっても越えるには袂の合わせを女装に改める必要があったという。

近い将来、男性禁制そして全面立入禁止になりそうな気がして。

(2000/12にユネスコの世界遺産に登録されています)


まず5分程度、ビデオでアナウンスがあります。

観光客のマナーが悪く問題になっているようで。

こんな神聖な場所でマナー違反って。


入ってみると、やっぱり空気が違う。

重いとか暗いとかじゃなくて、張りつめていて澄んでいて。

近寄りがたいような・・・うまく説明できない。

高台からは、さっきまでいた久高島を眺めました。


久高島も御嶽も「許された人だけが行ける」と言われたことがあります。

欠便等で行けなかった場合「行かない方がいいと判断された」と思いなさい、と。

そのくらい神聖な場所なんです。

いつか男性だけでなく、全面的に立ち入り禁止になりそうな気がする。

行けて本当によかったです。


帰りはバスに乗り、国際通りをぶらぶらし2泊3日の沖縄旅行が終わる。


今でも久高島のことをよく思い出します。

今年は忙しくて行けなかったけど、来年こそおばぁの笑顔とおじぃの三線に会いに。



「再生の島(著者:奥野修司さん)」という本があります。

この本は久高島留学センターについて書かれています。

私の兄はいじめに会い、不登校になり大人になった今も問題を抱えています。

もし兄が苦しいときに、こういった施設・活動があると知っていたら?

今が違ったものになったかも、と考えてしまう。どうしようもないけど。


どうか、久高島留学センターのこと。

そこで戦う人のことが広まっていきますように。